『人間、この非人間的なもの』「人間的」というよい言葉を、疑ってみる

人間、この非人間的なもの(KINOBOOKオリジナル画像) 本

「人間的」という、よい言葉を疑ってみる。

著者なだいなだ
出版社筑摩書房(ちくま文庫)
刊行1972年(文庫1985年)
ジャンルエッセイ
おすすめ度★★★★☆

どんな本?

精神科医でもあった作家・なだいなだが、日本と日本人をめぐる問題を、身近な例から考えていくエッセイです。「非人間的だ」と言われるような行いの裏側に、かえって人間らしい性質がひそんでいるのではないか。そんな問いを、ユーモアを交えた淡々とした語り口で投げかけます。

ここが刺さる

  • ふだん何気なく使っている「人間的」という言葉を、立ち止まって疑ってみる視点
  • 重いテーマなのに語り口はやわらかく、ところどころでくすりと笑える
  • 50年以上前に書かれた本なのに、今の時代にもそのまま通じる問い

こんな人におすすめ

自己啓発書とはちがう角度から「人間」について考えてみたい人に。少し古い文体ですが、ゆっくり読むほど味が出る一冊です。

どこで読める?

現在は新刊での入手が難しく、古本で探すことになります。図書館で借りるのもおすすめです。

※刊行情報は2026年10月時点で調べた内容です。在庫や版は変わることがあります。

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